商品券購入ショップの金券ねっとが人気らしいんですが、それで思ったこと

JCBギフトカードや全国百貨店共通商品券など、有名な商品券がありますが、あれは町の商店街の商品券と同じなのでしょうか。

商店街の商品券は商店街で発行して、商店街の組合みたいなところに加盟しているお店で共通に使えるようにしているんだと思いますが、JCBギフトカードや百貨店共通商品券も規模が大きくなっただけで、基本的な仕組みは同じだと思います。

ただ、全国百貨店共通商品券は全国の百貨店が全て百貨店協会に加盟しているので、百貨店ならどこでも使える商品券で、JCBギフトカードなどはJCBギフトカード加盟店が全国50万店舗以上あり、仕組みは同じと言っても流通する規模が大きすぎて、通貨に準ずると言って過言でないほどお金と同じように使われています。これだけ多くのお店で使えると、お金と似てきますので、勝手に発行するだけしてしまうと、社会に影響を及ぼす程の影響力があると思います。

やはりある程度国から規制されていたりするんでしょうか。通貨は日本銀行が発行しているので発行し過ぎるとインフレになってしまうので、国の監視下の元、社会の状況を見ながら発行の量を管理しているのだと思います。しかし、民間のJCBや百貨店協会はどうなんでしょうね?

商品券は基本的に人にプレゼントするものだと思います。商品券を購入する人がお金と引き換えに商品券を入手する。そしてそれを誰かにプレゼントするとその人がお金と同じように使える。商品券を発行する側にとっては、販売促進の効果があるので、メリットがあります。商品券を発行しているお店側の立場からすると、商品の代金を先払いしてもらえるということですもんね。
プレゼントされた人が商品券を使わなければ商品を出さずに金だけが入るわけです。結構商品券をもらって、いつか使おうとタンスに入れたまま、しばらくしたら商品券の存在事態をあまり意識しなくなり、やがて商品券を持っているということも忘れてしまう、なんてことも多いんじゃないでしょうか。こうしたケースが全体のどれくらいあるのか知りませんが、仮に1割もあったら商品券発行側のお店は文字通り丸儲けです。お金だけダタで受け取ったようなものです。そうすると、どんどん発行したくなるんじゃないでしょうか。

さらにこれに加えて日本には金券ショップが存在します。プレゼントとしてもらった商品券をお店で使わずに、金券ショップに売ってしまえば現金に変えられます。商品券は、その商品券が使えるお店でのみ使えますが、現金なら日本中どこの店でも使えますし、家賃や保険料の支払いですとか、あらゆる支払いに使えますので、現金にしたほうが商品券よりずっと便利であることは間違いありません。金券ショップは相場によって変動しますが、1万円分の百貨店共通商品券をだいたい9700円くらいで買取ります。ロスが少ないので、現金に変える人は多いです。そしてその買取った商品券を9800円くらいで売りますので、その差額が金券ショップの儲けとなり、金券ショップで購入した人は1万円分の買い物を9800円でできるので需要があります。商品券を金券ショップに売った人が、金券ショップの儲け分と、商品券を金券ショップから買った人の得した分を負担する構図ですが、金券ショップに売った人は元々その商品券がただでプレゼントされたもらい物なので、損をしている意識はありません。商品券を発行した側も代金を先に受け取っているので、損をしていないので、よく出来た仕組みです。

金券ショップは自分で何も生産していませんが、売りたい人と買いたい人の需要が成り立っているので成立するという商売です。
大変おもしろい商売ですが、やはり資本主義の原理原則で、商品券を売りたい人のほうが買いたい人の人数を上回ると買取りの価格が下がるはずです。その代わり販売価格も下がります。商品券を誰かにプレゼントしようと発行元から買う人が増えて、もらった商品券をお店で商品の購入に使う人が減って、金券ショップに得る人が増えると、金券ショップに商品券がだぶつきます。在庫を抱えるリスクもあるんですね。ただ、そんなにこのバランスは大きく変わらないでしょうから成立しているんだと思います。

ところが最近、クレジットカードで商品券が買えるお店が人気です。その代表格が「金券ねっと」という通販サイトなのですが、クレジットカードで買えて、注文すると翌日に自宅に届くので、わざわざデパートやチケットセンターに買いに行く手間が省けて便利です。ネット上の評価がかなり高く、人気のようなので、ここで買う人が増えてくるかもしれません。商品券をプレゼントというのは、なにかのお祝いごとや、お礼で使われているイメージでしたが、最近は父の日、母の日、誕生日、記念日などでも使われています。金券ねっとは買うのが簡単で便利なので、プレゼントというとみんなが商品券ということになると、買い物を商品券でする人も増え、もらって金券ショップに売って現金化する人も増えます。要するに現金を使う機会が減るということだと思うのですが、それによって貨幣の価値が下がったりすることはないんですかね?これは極端なたとえなので、そこまで商品券が影響力を持っているとは思わないのですが。

貨幣価値というのは、それぞれの通貨で異なっていますよね。為替で円を米ドルに買える人が多ければ円安ドル高になります。円の需要が低くなると円安になるわけですよね?商品券の需要が高まれば金券ショップでも高値になると思うのですが、相対的に通過に少なからず影響があるんじゃないかという見方もできるわけです。極論を言えば円に取って代わる存在になることはないんでしょうか。

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